今日もクラクラ

キラキラのSexy ZoneとギラギラのSixTONESが眩しくてクラクラです

これが新しいコンサート Sexy Zone presents Sexy Tour 2017〜STAGE 感想

‪STAGE大阪に参戦したらあまりにも素晴らしいコンサートで、140字のツイートではとても収まりきらない感想があふれてきたのでブログに書きます。STAGEにもう行った人も、これから行く予定の人も、そうでない人にも、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

この5年で1度でもSexy Zoneを応援していたことがある人は観に来て欲しいと、セクガルみんな、なんならSexy Zoneも言ってるし私もそう思います。本当に素敵な5周年コンサートです。

Sexy Zoneのエンターテイナーとしての気高さに震えました。あの子たち、パフォーマンスで人を幸せにしたいって本気で思ってる。

だけど私が伝えたいのはそれだけじゃないんです。単純にコンサートとしてのクオリティーが高い。なにより今のジャニオタ、とくに若手ジャニーズグループを応援しているオタクはこのコンサートを見るべきです。その理由を今から書きたいと思います。

私自身、ネタバレを極力見ずに参戦したらとてもワクワクして楽しかったので、ネタバレは極力しません。

私は現在Sexy ZoneSixTONESの掛け持ちをしていますが、基本的にジャニーズみんな大好きなDDなので、ここ2年程誘われるがままにいろいろなグループのコンサートに行きました。ここでは具体的なグループ名は伏せますが、主に若手グループです。

若手ジャニーズのみんなはとっても器用だから、なんでもできちゃいます。それはすごいことだと思います。でも、先輩たちが作ってきた「コンサート」を器用になぞるばかりで、自分たちが新しいコンサートを作ろうという気概は感じられない気がします。っていうかそんな発想がないのかもしれません。コンサートの基本構造が凝り固まっているのは若手グループに限らず言えることかもしれませんが、先輩グループはその基本構造を作ってきた世代です。若手グループはそれに乗っかっているだけでいいのかな?とずっと思っていました。

その点今回のSexy Zoneのコンサート、STAGEからは、Sexy Zoneにしか出来ない新しいコンサートを作ろうという‬意志が、少なくとも私には感じられました。それは、「新しいコンサートを作る」が風磨くんの卒業論文のテーマだったからそんな気がするだけだとか、自ユニだから過大評価しちゃうんだとか思われるかもしれないし、実際そうなのかもしれないけれど、確実に今まで見てきたSexy Zoneのコンサートとは根本的に違うコンサートでした。

具体的に新しいところを挙げると、センターステージ・花道・外周が無くメインステージとバックステージだけ、というステージ構成です。

他にも様々なメリットがあると思いますが、パフォーマンスで魅せる曲とファンサ曲のメリハリがつく、というのがやはり最大の狙いなのかな、と思います。

ところで、メンステ(稀にセンステ)から登場して1曲目を披露して、花道や外周を通ってファンを煽りながら移動して立て続けに盛り上がる曲をやって…というのがジャニーズのコンサートのオープニングでは定番の流れだと思います。これまでのSexy Zoneのコンサートの課題はこの「盛り上げる」でした。要はファンが声を出さない。理由はいろいろあったと思います。コンサートはデートだ(と言われる)から大声を出せる雰囲気じゃない、顔面があまりにも綺麗過ぎてつい見入ってしまう…等々。ですが、この状況をなんとか変えようと考えて、今回のコンサートを作ることができたなら、結果オーライだと私は思います。

ファンを盛り上げるにはどうすればいいか、ファンに声を出してもらうにはどうすればいいか。ファンを煽ればいい?カッコいいセリフを言えばいい?Sexy Zoneが出した答えは「一緒に音楽を楽しむ、一緒に心で踊る」でした。(実際にそのような趣旨の発言をメンバーが口々にしています。)私はこの気付きこそが大きな収穫、STAGEが素晴らしいコンサートになった理由だと思います。 これは一見当たり前のことのように思うかもしれません。ですが、盛り上がる曲=煽り曲という前提でコンサートを作っているグループ、少なくないのでは?もっと言えば、ファンを沸かせる方法=ファンサだと思ってない?違うよ、歌とダンスだよ、パフォーマンスだよ!私はそう思います。

よく、Sexy Zoneのコンサートはファンサのためのコンサート、ジュニアのコンサートと大差ない、というような意見をツイッターで目にします。私もこれまでのSexy Zoneのコンサートは確かにそうだったと思います。ですが、それはSexy Zoneだけでなく、若手グループ全般に言えることだと、いろいろなグループのコンサートに参戦して感じていました。

ファンサばっかりしてないでもっと自分たちのパフォーマンスに酔いしれればいいし、私はそんなアイドルに酔いしれたい。そんな、全力の歌とダンス、全力で魅せるパフォーマンスがあってこそ、「一緒に音楽を楽しむ、一緒に心で踊る」コンサートが出来る。そんなコンサートならファンも自然と歌いたくなる、声を出したくなるんです。ここで、メンステとバクステだけのステージ構成にした意味が見えてくると思いませんか?

もちろん、ファンサや煽り曲が必要無いと言っているわけではありません。ジャニーズのコンサートに行ったら誰だってファンサが欲しいよ、そりゃ。

安心してください。STAGEでは、花道やセンステがない代わりにトロッコがアリーナをたくさん通るのですが、花道やセンステがあったら道を作れないところを、縦横無尽にトロッコが来ます。だから予想外のところをトロッコが通る楽しさがあるし、いわゆる埋もれ席になってしまう場所が少ないと思いました。

攻めたステージ構成から伝わってくる、「ジャニーズのコンサートの定番」をかえる新しいやり方、Sexy Zoneにしかできないやり方でファンを盛り上げたい、楽しませたいという意志を私は高く評価したいし、ジャニオタみんなに見てほしいんです。(ついでに言うと、一緒に音楽を楽しむというスタイルを可能にするだけの歌唱力をSexy Zoneが持っていることも知って欲しいです。見た目だけじゃないんだよ、Sexy Zone!)

ここまでステージ構成について書いてきましたが、そのほかにも、曲と曲の繋ぎ目で見る側の気持ちを切らさないための配慮(とにかく曲と曲の繋ぎ方が丁寧。すべての曲の前に枕詞がついてる、みたいな感じ)(我ながらよく分からない比喩)、ところどころに散りばめられたスパイス的な演出、などファンがコンサートの世界観に入りやすい工夫が凝らされていて、まさにファンとSexy Zoneが一緒に作るSTAGE(ステージ)だと思いました。

コンサートは綺麗な顔を拝んでファンサもらうだけの場所じゃないし、ファンがそれで満足していてはいけない。なにより、そのグループにしかできない新しいコンサートを作る、その意志を持って欲しい。

Sexy Zoneのコンサートの素晴らしさを伝えたいだけのジャニオタがどうしてこんなに焦って(?)いるかと言うと、先ほどチラッと書いた通り、私ジャニーズJr.内のユニット、SixTONES も応援しているんです。今のジャニーズJr.は本当にレベルが高いと思います。だからこそ、はやくデビューさせてあげなきゃもったいない。そのためにも、デビュー組はもっと楽しいコンサートを作って、もっともっと売れて欲しい。という私情を最後の最後に挟みますが許してください。

とにかくジャニオタのみなさん、特に若手グループ担のみんな、Sexy ZoneのSTAGEを観に来てください!!後悔はさせません!!ほんとはここでチケットを無料配布したいくらいですがそんなことはできないので譲りを探してくださいごめんなさい!! ‬

「時代を創ろうSexy Zone」は過言じゃない。これがSTAGEの感想です。

(やたら長くて読みにくい文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。STY!!!セクシーサンキュー!!!)

(すごく真面目なジャニオタみたいなブログになってしまったけど、私ふだんは「ふまけんヤッホー!!!」とか「北斗くんえっち!かわいい!叱って!」ばっかり言ってますすいません!!!そもそも真面目なオタクってなんだろうね!?)